現在71歳で死ぬまでには多分20年近くある気がする。母親が94歳で健在なのでその年齢近くまでは生きられそうな気がしている。血圧が少し高いくらいで幸いにも健康を維持できている。地方都市で戸建ての自宅に住み、年金で生涯暮らせそうなので生活の心配も余りしていない。母親の介護が控えているから全く悠々自適でもないが、不自由に感じてはいない。ただ毎日は単調でほとんど同じ繰り返しを強いられてはいる。母は要介護1で、最近は毎日失禁するようになった。紙パンツをしていても尿漏れするので毎日洗濯している。この前は椅子に敷いてある座布団を洗った。それくらいは仕方がないと思っている。物忘れはひどくなっているが、徘徊はしないので助かっている。
さて、親の介護以外の時間は自由であり、基本的に本を読んで過ごしている。そして人生の意味という問題に毎日考えている。そう、自分は生まれてきて現在まで生きてきた意味についてだ。一体どういう自分にしか果たせない問題があるのか、このまま死にゆく自分に何が課せられているのか、それを知りたいと思う。
私の人生でこれまでに遭遇した課題の最大のものは、K党派の人たちとの接触から得た「革命」の問題だと思う。それを思わせたのは、今日読み終えた本だった。吉本隆明著「超資本主義」である。
⚫️これまでの人生の振り返りはここで書いています。