生きた証を得るために

第二の人生での再自立をテーマにブログを書くことにしました。何ができて何が成し遂げられずに残っているか、人生の総決算を書き出して新たな自分を作りたい。

立て直しの世紀

TVでは盛んにアメリカの2極化を報道しているが、2極化を言っているのは所謂リベラル側であってトランプ派はおそらく自分らの1極しか認めようとしないだろう。偉大だったアメリカの世紀を取り戻すというメッセージは、1つのアメリカを前提にしている。一見歴史を後退させようとしてるかに見えるが、普通に考えてよかった頃に立ち返ってそこから着実に前に進もうという健全さが感じられる。多様性には孤立分散した状態をまとめる力はない。多様性自体は資本主義が作り出している力だから力に流されるだけだろう。一方ロシヤもロシアが強かった古き良き時代に帰って、希望を見出そうとしている。ウクライナソ連崩壊まではロシアと一体化していた歴史を負っているのだから、1つだった頃の根っこを共有するところから再建を考えるべきなのではないだろうか。もちろんそれらは、当事者であるアメリカ国民、ロシア国民、ウクライナ国民が考え解決することであるし、われわれは日本のことを日本国民として希望を再建しなければならない。ただし世界を前提とした自国なのであり、国際主義と自国第一に考えることは矛盾しない。アメリカがアメリカ第一主義を唱えるなら、全ての国が自国第一主義に立つことを認めなければならない。そういうことは当たり前のことであって、そこから国際協調が始まるのを忘れすぎているように感じる。つまり、マスコミという同調を作り出すパフォーマンスに流されないように注意していることが求められる。