生きた証を得るために

第二の人生での再自立をテーマにブログを書くことにしました。何ができて何が成し遂げられずに残っているか、人生の総決算を書き出して新たな自分を作りたい。

60代と70代を比べてみると

これは私の場合であって、高齢者と言われる人一般に起きてることではないかもしれない。定年退職後の人生後半に訪れる心境はどういうものか、自分が若い頃にイメージしていた老人とは全く違うことに改めて驚く。72歳の私自身でいえば、60代と70代を実際に比べてみることができる。結論から言えば70代の今の方が充実して安定感がある。60代には新たな人生後半戦に備えるみたいな焦りがあったように思う。70代は60代の備えが実現し定着することで安心につながっていると思う。一番の安定要素は地域とのつながり感ができていることだろう。この、繋がっている感じはとても重要な要素で、もし繋がり感を作れなかったとしたら充実した70代はありえないと感じる。私の場合は市役所の地域振興課と生涯学習課と図書館協議会とのつながりである。公共機関との緩い繋がりがありがたいと思っている。思いがけないことに私はそこでリスペクトを受けることができている。例えば、図書館で図書館協議会の者だと言って館長に取り次いでもらうのと、そうでない場合で職員の態度が全然違うのである。最初あまりにも事務的だったので図書館協議会の名前を使うことにしたら効果がてきめんだった。そんな小さな温かみを欲しがること自体が年寄りになった証拠かもしれない。でもその小さな違いは自分にとっては大きな財産であると思っている。昔、例えば昭和の時代までは、年寄りは尊敬されていた感じがする。今でも大事にされてはいるかもしれないが、なかなか尊敬まではされていないと思う。気が短くて頑固という老害扱いの方が一般的なのではないか。今、仕切りにフィレンツェのことが知りたくて、いつも触れていたい気がしているが、それは人生の成熟のイメージを欲しているのかもしれない。