なるべくコストをかけない英語学習法

以下、私のためと思われるブログ記事を無断転載させていただく。(以前私のブログにコメントを寄せて下さった方なので、多分、了解していただけると思う。)

英語の学習方法で迷われている方がいらしたので、ちょっとここに私の英語勉強法を書いておく。まずは、文法をキチンと学習しておくこと。私の場合は大学受験できっちり文法をやっていて、文法はそもそもOK。もし、文法がイマイチなのだったら、大学受験用の文法の問題集を1冊、2〜4回して全問正解しておくこと。体に英語が馴染んでいることが必要になる。

問題集選びに迷ったら、英文法の骨子がある問題集、つまりは体系的に問題を網羅している問題集を選ぶこと。わからなかったら文法書で納得するまでわかるようにしておくこと。

それをコンプリートしたら、あるいは文法はOKな方は、文脈型の単語集で音声がついている、あるいはダウンロードできるものを購入し、例文をディクテーション(音声を聴きながら書く)をやってみるシャドウイングと言って例文の後から被せて口で言う方法もある。

とまぁ、ここまではお馴染みだが、実はこのディクテーション、結構きつい。最初は3単語ぐらいで音声を切って書いたり、すぐ最初まで戻って書いたりなどしなければならない。なれてしまえばなんてことないのだが、初心者は辛いだろう。またスペルの完璧さは求めなくていい。

では何を求めるか、というと英語の語順で物事をイメージできるようになればいい。これができるようになるとテレビのニュースの英語音声も映画も字幕なしで聞こえるし、ある程度喋れるようになる。

ここでやっておきたいのは、で英語のレベルをチェックすること。TOEICは英語のレベルをチェックするもので、900点突破!などとしてスコアを目的に受けるものではない。

私のTOEICスコア歴は何もせずに600点。文法がきっちりできていたからかもしれない。その後、700点を何度か取ってディクテーションで1年後に785点となった。

その後、仕事が忙しくなり受けられなかったのだが、3年前に860点レベルになった。今はもうないが、アルクヒアリングマラソンというのを5年ほどやってこのスコア。ただ、近年、TOEICの会場によっては音声が最初から聞こえない状況が起こっており、会場が劣化しているので、ちゃんとヘッドフォンを使わせてくれるILETSなどの資格に切り替えた方が良いかもしれない。

もう一つ、蛇足的に書いておくと、単語集は何冊もやった方がいい。(これは皆さん初動でわかると思うけれど。)ある単語集で覚えられなかった単語が別の単語集で覚えられることがあるので、というのがその根拠。単語集は複数やった方がいい。

ちなみにTOEICは日本では700点代あれば英語の仕事をさせてもらえます。あとは、TOEICは事務処理能力を問われる試験なので、夏場で体力が落ちている時期に受けると散々な目に遭うこと間違いなし。

また、最近はオンライン英会話やスタディサプリみたいなものもあるので、使ってみるのも悪くない。ただ、ある程度TOEICのスコアが取れている場合、喋れないと辛いのは間違いない。たまたまこのあと英語を喋る仕事をすることになったので今日オンライン英会話で実力試ししたこともあって、この記事を書いてみた。