読書会連絡協議会という地域の読書会の団体がある。ぼくは今回の能登への地震と豪雨で被害に合われた読書会のことがずっと気になっていた。被害に合われた輪島市と珠洲市と内灘町にも読書会がもちろんある。これまでぼくも会員になっているこの団体の会員の…
ある本を読んでいて、今の自分に響いた言葉を書いておくカテゴリーを追加することにした。まずははじめのセンテンス。 人は進めの激励はくれるが終わり方を教えてはくれません。この老いの身から自力で着陸の力を搾りださなければならないのです。(堀 文子)
中央日報のこの記事は納得できる。アジアの現状にも今年から目を向けたい。
定年後どう生きるかというテーマでさまざまな発信を動画でしているのをよく見かける。中には楠木新氏のように自身の著作をもとに講座をつくってコンテンツビジネスをされている例もある。多くは定年後のお金と健康の二大テーマを扱っているが、好きな趣味に…
いつもの事ではあるが、漫然とyoutubeを見ていてふと目に止まることがある。その中で凄く深い、豊かで、お得な情報を与えてくれたと思えるサイトだった。親切な動画を提供しているロバート・キャンベル氏に好感が持てた。あるいは、たまたまぼくも「君たちは…
年々本を読む人が減っていると調査結果が出ています。月に1冊も読まない人が6割を越えるようになりました。いつの間にか本を読むのがハードルの高いことになってしまいました。私たち読書会の人も興味のない本だとすぐに眠くなり読むのをやめてしまいます。…
令和4年8月27日(土)10:00~12:00 合同読書会 カミーノ第1学習室 テキスト:「家康、江戸を建てる」 ●何よりも表題が表すわかりやすく読み易い内容であったと思います。読み終えて、流れを変えるとともに流れに乗って江戸を建てた感が心に残…
少年の頃、本を読むのは今ある世界とは別世界に誘われることだった。それはすぐに始まってワクワクするものだった。自分一人の秘密の時間だった。本を読む空間は狭い部屋がよかった。屋根裏部屋の天井の低い、薄暗い、画家のアトリエのような雰囲気に満たさ…
地域で文化協会という、さまざまな文化活動を行なっている団体の集まりというのは、都会ではなかなかないような気がします。昨日その新年会に初めて参加しまして、会員の一員としての帰属感を感じた次第です。この感覚というのは企業に勤めていた頃の帰属感…
またアクセスのないブログになっているので、誰憚ることのない放言をしてみたい。今アメリカのUSスチールを日本製鉄が買収しようとして、バイデン大統領が阻止する命令を出したというニュースが出ていたので、それにコメントしてみたい。私は買収に賛成であ…
今が一番幸せだと思うのは何と言ってももう働かなくても食べていけることだ。このありがたみは、定年退職して時間が経過するにつれて薄れるのだが、何かの拍子にそれを思い出すことがあって、その時は改めて至福の時を味わうことができる。 今日年明けの最初…
TVでは盛んにアメリカの2極化を報道しているが、2極化を言っているのは所謂リベラル側であってトランプ派はおそらく自分らの1極しか認めようとしないだろう。偉大だったアメリカの世紀を取り戻すというメッセージは、1つのアメリカを前提にしている。一…
61歳で完全に38年間勤めた会社を退社してまる10年が経った。まるっきり自由の身は不安定ながら今となっては楽しかった。特別何かをしたわけじゃなく、日常そのものが淡々と流れる感じがなれてしまえば楽しくなる。妻とは一番近くにいる伴侶として日々同じ飯…
昨年大晦日に書いたブログで何かが自分の中で起こった。妄想を言葉に綴って、エッセイのように書いてみた。それが少なくとも自分が読んで面白いと思った。読んで何やら心の中で弾いたものがあった。これって想像力というものが働いたのかもしれないと思った…
・・・そこは私という主体を生み出すための「思考の坩堝」だった。いつだったろうか、私は自分なりの妄想沼に突入しようかと考え始めていた。それまでこうやって過ごしてきていても何も変わらない半生だった。どうせならここで社会の出口に出て、自分の青春…
現在時点で出来ることをやり、未来につながることをどんな小さいことでも見逃さずに実行していきたい。_________これが昨年末、今年に向けた抱負だった。今年の年の瀬の今、来年に向けての抱負を見出してみたい。その前に、昨年末に書いた翌年への抱負はその…
石川の地方紙、北國新聞一面に能登復興支援でプロジェクト会議が発足したという記事が出ていた。このプロジェクトに金沢学院大学の学長、秋山稔氏も参加されている。秋山氏は、泉鏡花記念館の館長もされている。今年5月には泉鏡花「山海評判記」が掲載された…
自分は自分をどう思っているかに支配されている。自分の自己イメージに左右される存在なのである。それほど強力に作用する力があるのだから、どんな自己イメージを持つかに慎重にならなければならない。定年退職から10年経って、これまでずっと自分を定年退…
今年も年賀状を作製する時期になりました。宛名職人のデザインをベースにオリジナルを製作してみました。メッセージは、do better one by one without over work after seventiesです。
どうやら自分を巡る動きが停滞しだしたようだ。このブログは今日で5日間ゼロアクセスを続けている。地域の読書会もメンバーの一人が入院となり、今月と来月は開催を休むことにした。これまで週3回ペースでやっていたテニスも隔週に1回にペースダウンした…
2025年は自分にとってどのような年になるか、今の心境から推測したい。捨てるものと伸ばすものが今の時点で、ぼくのこころの中にある。人生は「後出しジャンケンだ」と言ったオリンピック優勝のアスリートがいる。後から自分のこれまでの失敗を徹底的に分析…
Don’t you think it would be wonderful to get rid of everything and everybody and just go some place where you don’t know a soul? __________Haruki Murakami この春樹の言葉が突然思い出された。get rid of everything and everybodyは、すべての事…
NHK大河ドラマ「光る君へ」が終わった。私は殆ど欠かさずに見ていた。幾分不満があるとしたら、主人公が紫式部なのだから当然と言えば当然なのだが、女性主体の女性目線のドラマだった。脚本もプロデューサーも女性なのだから、男性は引き立て役になってもお…
パソコンに向かっているとどうしてもちょっと気にかかる動画を見てしまうのだが、これは「今」を映し出す良い内容だったので、皆さんに紹介したいと思った。 www.youtube.com
自分の人生は失敗だったという判断の基準は、現在友人知人以外の一般の人から知られていない、つまり有名人ではないからというものだ。言い換えれば仕事で何かを達成することがなかった、ということだ。有り体に言えば、そういう目標とか欲望を持ち得なかっ…
ノーベル平和賞の受賞スピーチで日本被団協の田中さんが、原爆による死亡者への国家賠償を政府が拒み続けていることに言及されたが、やはりそのことに関連した記事が出ていた。 残念ながら肝心なところで有料となっていた。 「0対60兆」という数字があります…
母の突然の手首骨折から2ヶ月が過ぎた。95歳で転倒して骨折というのは多くの場合寝たきりへと進むパターンだが、幸いにも無事手術が済んで今、ほとんど回復している。来春まで老健の施設でリハビリすることになって、一安心というところだ。世間的にはそん…
最近、西田幾多郎の「善の研究」を手にとって読み出したら、ヘーゲルが座右の書であった事が記されていた。晩年までヘーゲルは師であり友であったようだ。ぼくとしては一挙に西田幾多郎に親近感を抱いた。西田幾多郎がぼくの中に入ってきた。 ところで今の人…
前回のブログで、ブログを書いてネット上に公開する時に自分なりに「今」の日本の状況を踏まえた上で行う、とはたまた大口を叩いてしまった。あくまで、「つもり」なのだからどこが今の日本の状況なのかとツっこまれたら応えに窮する。それでも敢えてぼくが…
文学が人の人生にとって利益がある部分を自己確認する。人の人生というより自分の人生とすべきかも知れない。文学についても様々な分類が可能だろう。ぼくの好みがある傾向をもたらすのは当然ではあるだろうが、できるだけ「今」の日本の状況を自分なりに踏…