地域の公的な読書会をつくるという私の後期人生目標を具体化するのが、このブログの中心的なテーマになりつつある。とにかく毎日その目標のことを考えて、具体化のために思いつくことを書いていきたい。今日は公的に読むべき小説のリストを作成してみたい。このリストは当然ながら随時更新していくつもりであるが、今日のところで相応しいと思える小説を挙げてみる。この読書会は定年退職者が第二の人生を悠々自適に過ごせるためのこころの拠り所となる、というのがクライテリアとなる。また、読書会という現実的な制約の中で、短編または短編連作集中心となるのもやむを得ないとする。
- 「新しい人よ眼ざめよ」の中の1編 大江健三郎
- 「千年の愉楽」の中の1編 中上健次
- 「姫ヶ生水」の中の1章 松村昌子
- 「白い犬とブランコ」莫言
- 「沖合の少女」ジュール・シュベルヴィエル
- 「移動祝祭日」の中の1章 アーネスト・ヘミングウェイ
- 「由煕」 李良枝
- 「土くれ」ジェイムス・ジョイス
- 「イワンデニーソヴィチの一日」ソルジェニーツィン
- 「流れる星は生きている」藤原てい
これ以上思いつかないので、今日はここまでとする。