2024-12-01から1ヶ月間の記事一覧
・・・そこは私という主体を生み出すための「思考の坩堝」だった。いつだったろうか、私は自分なりの妄想沼に突入しようかと考え始めていた。それまでこうやって過ごしてきていても何も変わらない半生だった。どうせならここで社会の出口に出て、自分の青春…
現在時点で出来ることをやり、未来につながることをどんな小さいことでも見逃さずに実行していきたい。_________これが昨年末、今年に向けた抱負だった。今年の年の瀬の今、来年に向けての抱負を見出してみたい。その前に、昨年末に書いた翌年への抱負はその…
石川の地方紙、北國新聞一面に能登復興支援でプロジェクト会議が発足したという記事が出ていた。このプロジェクトに金沢学院大学の学長、秋山稔氏も参加されている。秋山氏は、泉鏡花記念館の館長もされている。今年5月には泉鏡花「山海評判記」が掲載された…
自分は自分をどう思っているかに支配されている。自分の自己イメージに左右される存在なのである。それほど強力に作用する力があるのだから、どんな自己イメージを持つかに慎重にならなければならない。定年退職から10年経って、これまでずっと自分を定年退…
今年も年賀状を作製する時期になりました。宛名職人のデザインをベースにオリジナルを製作してみました。メッセージは、do better one by one without over work after seventiesです。
どうやら自分を巡る動きが停滞しだしたようだ。このブログは今日で5日間ゼロアクセスを続けている。地域の読書会もメンバーの一人が入院となり、今月と来月は開催を休むことにした。これまで週3回ペースでやっていたテニスも隔週に1回にペースダウンした…
2025年は自分にとってどのような年になるか、今の心境から推測したい。捨てるものと伸ばすものが今の時点で、ぼくのこころの中にある。人生は「後出しジャンケンだ」と言ったオリンピック優勝のアスリートがいる。後から自分のこれまでの失敗を徹底的に分析…
Don’t you think it would be wonderful to get rid of everything and everybody and just go some place where you don’t know a soul? __________Haruki Murakami この春樹の言葉が突然思い出された。get rid of everything and everybodyは、すべての事…
NHK大河ドラマ「光る君へ」が終わった。私は殆ど欠かさずに見ていた。幾分不満があるとしたら、主人公が紫式部なのだから当然と言えば当然なのだが、女性主体の女性目線のドラマだった。脚本もプロデューサーも女性なのだから、男性は引き立て役になってもお…
パソコンに向かっているとどうしてもちょっと気にかかる動画を見てしまうのだが、これは「今」を映し出す良い内容だったので、皆さんに紹介したいと思った。 www.youtube.com
自分の人生は失敗だったという判断の基準は、現在友人知人以外の一般の人から知られていない、つまり有名人ではないからというものだ。言い換えれば仕事で何かを達成することがなかった、ということだ。有り体に言えば、そういう目標とか欲望を持ち得なかっ…
ノーベル平和賞の受賞スピーチで日本被団協の田中さんが、原爆による死亡者への国家賠償を政府が拒み続けていることに言及されたが、やはりそのことに関連した記事が出ていた。 残念ながら肝心なところで有料となっていた。 「0対60兆」という数字があります…
母の突然の手首骨折から2ヶ月が過ぎた。95歳で転倒して骨折というのは多くの場合寝たきりへと進むパターンだが、幸いにも無事手術が済んで今、ほとんど回復している。来春まで老健の施設でリハビリすることになって、一安心というところだ。世間的にはそん…
最近、西田幾多郎の「善の研究」を手にとって読み出したら、ヘーゲルが座右の書であった事が記されていた。晩年までヘーゲルは師であり友であったようだ。ぼくとしては一挙に西田幾多郎に親近感を抱いた。西田幾多郎がぼくの中に入ってきた。 ところで今の人…
前回のブログで、ブログを書いてネット上に公開する時に自分なりに「今」の日本の状況を踏まえた上で行う、とはたまた大口を叩いてしまった。あくまで、「つもり」なのだからどこが今の日本の状況なのかとツっこまれたら応えに窮する。それでも敢えてぼくが…
文学が人の人生にとって利益がある部分を自己確認する。人の人生というより自分の人生とすべきかも知れない。文学についても様々な分類が可能だろう。ぼくの好みがある傾向をもたらすのは当然ではあるだろうが、できるだけ「今」の日本の状況を自分なりに踏…