地域に読書クラブを作ろう

「ポスト団塊世代のブログ」からタイトルを変更しました。地域の読書会にこれから注力していきたいと思います。

読書だけ

このブログは、129記事、投稿日数105日で、その時々で思いついた、何か書きたい僅かの衝動のもとに書き綴ってきたものだ。ここ1週間ほどはアクセスゼロを更新している。つまり誰も読まないブログを継続中である。去年までは平均すれば一日20くらいのアクセスはあった。定年後始めてから1年後ぐらいで読者は100人ほどいたと思うが、そのブログを一旦完全に消去して今のブログをゼロから再開したわけだが、読者は1人のままで現在まできている。

とにかくここから始めなくてはならない。書くことは読むことの対のものという認識がある。本を読むことはほぼ日課となっていて、読んだだけでは経験にならないという思いで書くことを自分に課している。あくまで私にとっては読むことが最初だ。読んだことによって何を考えるかを書いている。読書だけが自分を前進させると考えている。

私は読書に自分を参加させている。本の著者や作品の中身だけが客観的に価値あることとして読んで自分はどう感じたかを書かない、という人をブログに見る。何らかの文章を書いて売っている職業人(プロ)に自分があるかどうかをみている。情報を書くだけでなく主体的な意味を込めて書いているかで、私は他人の文章を判断している。

現代の人で私が真を置いている書き手は、姜尚中加藤尚武福岡伸一吉本隆明くらいだ。どんな文章も生きていて嘘がない。読み手を生き方において鼓舞する。小説家では大岡昇平大江健三郎以外は信用していない。楽しみや勉強のために読む小説はあるが、生き方の範を求めてはいない。

ますます本格的な読書に近づきたいと日々願っている。