生きた証を得るために

第二の人生での再自立をテーマにブログを書くことにしました。何ができて何が成し遂げられずに残っているか、人生の総決算を書き出して新たな自分を作りたい。

2025-09-01から1ヶ月間の記事一覧

公人になると謙虚になれる

ここのところ回想を5回にわたって書いてきた。自分の過去の回想に没入するように書きたいように書いてきた。書いた本人は書いてスッキリするが、読まされる方は興味を持っていただけるのだろうか。 今度の日曜日28日に地元の文化ホールで、加賀地区の合同読…

回想5

高校3年でクラスの少女H子に次第に惹かれ、ついに放課後お付き合いを申し込んだ。もう夢中で、その日の最後の授業が終わって掃除のために机と椅子をそれぞれ後ろに下げるタイミングで、ぼくと一緒に帰らないかと言った。彼女がためらっていると、断ったらも…

回想4

人より秀でたものがなかったから人生は失敗だったとはいえない。間違いは世間からはみ出して犯罪を犯すまでに落ちぶれることだ。私はそこまで落ちなかった。名を残すほどの社会的地位には登れなかったことは認めるが、72歳の現在生きて健康で思考力もある。…

決算1

高校で自分の人生の進路を間違って選択したと思える。ここでは自分の人生の決算をするので最大限自分を厳しく分析したい。美大へ進学し、職業は企業内デザイナーとしたのは間違っていた。実に人生の半分を間違って生きたことになる。自分の能力を活かせる場…

回想3

定年退職後は会社勤めから解放されて、毎日がしなくてはならない事がなくなる。私は今は96歳の母の在宅介護があるから、全くしなくてはならないことがないわけではない。それでも1日の大半が、しなくてはならないことがない状態である。 することがない、の…

回想2

時系列で回想を書ければいいと思っていたが、書こうとするとすぐに行き詰まってしまった。束縛を感じ楽しさが失せてしまう。書いている時自分の過去が意識に浮かび上がってきて、その時の気持ちに同一化するのが楽しいのだ。その楽しさをもう一度味わいたく…

回想1

ただ昔を回想していてもこれを書き出さない限り実在しない。言葉に置き換えない限り過去にあったはずでもなかったことになってしまう。回想してかけがえの無さに貴重なことに思えるのは、今の自分の虚しいと同時に自由でもある存在のせいだと思う。今が自分…

72歳からの人生

70歳代の人生がこんなにも自由で安定している時期だとは全く予想していなかった。定年退職後は悠々自適というイメージはあったが、人生後半全体のイメージは後退していくというものだった。しかし、人生後半というか晩年に向かっても後退じゃなく前進してい…

「赤と青とエスキース」読書会に向けて

石川県には、市・町単位で読書会がある。図書館で集まったり、公民館で集まったりで、県の生涯学習課に登録されている任意団体である。登録されているから少し堅苦しいところはあるが、そこを逆手にとって続けるプレッシャーに変えることで継続してきている…

エントロピー増大の法則

ブログは好き勝手に書けばいいものと承知しているが、そうでもないらしい。何らかの他者への貢献が含まれていなければ意味がない、というプレッシャーを感じてしまう。誰かに読まれる価値が少しでも含んでいなければならない。主観的な意見や思いなどに情報…

一文学愛好家の意見

文学をランク付けした日本の稀有の文学者がいた。一位はマルセル・プルーストの「失われた時を求めて」で、二位はジェイムス・ジョイスの「ユリシーズ」で、三位はローベルト・ムージルの「特性のない男」を挙げた。日本の作家はずっと間が空けられて、志賀…

源氏物語を読んで

あくまで、ぼく自身に起こったことなのでどれだけ信憑性のあることか、全く保証できないことなのだが、それでも何とかぼくの経験を語ってみたい。それは、源氏物語を読んでその世界を知ったことによる、ぼくの内面の変化というだけの話だ。もちろん源氏物語…

Sturm und Drangを語る日

存在が意識を規定している、から思い出すあの頃 どうしても混乱の孤独の日々に 自分が生まれて自分の存在に日々驚いて夢中になっていた時間に 好きな響き合う他者にこづかれるように ウキウキする言葉の蠱惑的なアクセントに 導かれつつ導く思想を生み出そう…

栗田勇「芭蕉」に学ぶ

私の生き方の根本であり書く動機になっているのは、自分の心に訊くという方法である。自分の人生の30歳代でマーケティングを勉強していた頃、何処かの本に書いてあったVOICEという言葉を用いて、『VOICEを耳を傾ける』というつぶやきを信じることにしたのだ…

距離感の近さが街の雰囲気を決める

元々は何でも気ままに書ける「白紙」の場所だった。初めてのブログ書きから随分と経った。この今書いているHatena Blogは書き始めてから3期目だろうか。段々と書く楽しさからは遠ざかってきているかも知れない。書きたいと心底から静かに湧き上がるような気…